耐震、断熱、低コスト、省エネ住宅のHPシステムを提供する岩手HP会です。
今回は前回の内容に関連して、地震が起きた際にできる工夫についてお伝えいたします。
① 家具の置き方の工夫について
阪神淡路大震災での震度7の地域では、全半壊をまぬがれた住宅でも、全体の約6割の部屋で家具が転倒し、部屋全体に散乱したというデータがあり、
大地震が発生した際に、建物に特別な被害がない場合でも家具の転倒や散乱による逃げ遅れや、負傷を追うリスクがあります。
そのため、大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。
・転倒防止用の突っ張り棒やベルト等を用いて家具は壁に固定しましょう
固定方法については下記をご確認ください。
政府広報オンライン―災害時に命を守る一人ひとりの防災対策―
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html
・寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにしましょう
・家具を置く場合はなるべく背の低い家具しましょう
・倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう
・手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう
② 災害時の備蓄
電気やガス、水道などが止まった場合に備えて、普段から水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。
防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用されている食品等を備えるようにしましょう。
・水 3日分(1人1日3リットルが目安)
・非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
③ 非常用持ち出しバックを準備しましょう
首相官邸では災害の「備え」チェックリストを公開しております。
ご活用ください。
https://www.kantei.go.jp/jp/content/000111250.pdf
④ 無料で使える安否確認・災害用アプリを活用しましょう
災害時に安否確認や伝言掲示板、位置情報等が確認できるアプリがあります。
普段から家族と相談をし、インストールをしておくことをお勧めします。
いざというときに困らないように、普段から備えましょう!!
岩手HP会会員はこちらからご覧頂き、お問い合わせください。
https://hpkai.jp/certified-member/