秋も深まり、朝夕冷え込むようになってきました。
電気代の高騰もあり、できるだけ節電していきたいですよね。
今回はこれからの寒い時期に効率よくエアコンを使うコツについて紹介します。
① エアコン内部クリーニング
フィルターの目詰まりは、冷暖房の効果を弱めてしまいます。フィルターのゴミやホコリ等を取り除くと、約5~10%もの省エネ効果が得られるとも言われています!
夏の暑い時期にフル稼働していたエアコンには、内部の見えない場所にカビがたまることがあり、そのまま暖房を使用してしまうと、異臭・アレルギー症状の発症原因となるという報告もあります。必ず掃除を行ってから使用しましょう。
② 扇風機やサーキュレーターの活用
エアコンの暖房時に扇風機やサーキュレーターを同時使用することで、部屋の空気の循環を効果的におこない、省エネ効果が得られます。
③ カーテンやブラインドの活用
日中はカーテンを開けて日光を取り入れ、夜は閉めることで外からの冷気が入ってしまうことや温めた熱が逃げてしまうのを防ぎましょう。
また、厚手のカーテンを設置することで保温効果をさらに高めることもできます。
④ 室内温度の設定を適温にする
暖房時の省エネ推奨温度(適温)は、室温20℃です。
暖房時に設定温度を1℃低めに設定することで約10%の節電効果が得られます。
エアコンは、寒い部屋を一気に暖めるときには多くの電力を使うため、
適温になったら電源オフ、また電源オン・・・を繰り返しての温度調整は電気のムダ使いになる場合があります。
室内温度は設定温度で調整しましょう。
⑤ 室外機の周りのスペースを空ける
室外機の周りには物を置かないようにしましょう。空気の吹き出しや吸込口が塞がれてしまうと、冷媒を温める効率が下がってしまいます。
また、室外機に雪が直接吹き込んでしまうと、暖房効率の低下につながります。
風雪ガードや防雪フードを使用して雪の付着を防ぐのもおすすめです。
以上のような、できる範囲の工夫をして、エアコン暖房の電気代の節約を図りましょう。
ただ、性能の高いエアコンを設置し、適切に使用していても
家の断熱性能が低いと、あたたかい空気は外に逃げやすくなってしまいます。
家の断熱性能を高めると少ない暖房エネルギーで部屋中をあたためることができ、
さらなる省エネ・暖房の節約につながります。
岩手HP会では断熱性能の高い住宅づくりをおこなっています。
ぜひすまいの相談などは岩手HP会にお気軽にお問合せください。
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